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[諸富町][ 食]は4件登録されています。
諸富町 食
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保存食と自家製品
食べ物の貯蔵・保存は日本の高温多湿な気候にあうように加工して保存したもので塩漬け・味噌漬け・乾燥などいろいろな方法が考えられた。特異な保存方法としては、正月餅を寒の水に漬けて保存し主食の一部にしたり農繁期の間食にしたりした。
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塩漬け
大根・カラシ菜(わがらし)・タカナ・梅(梅干し)などを多量につける。有明海特有のガンツケは、シオマネキを生きながらトウガラシと塩を入れてスリコギでつぶしてつくり、飯のうえにのせて食べる。
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味噌漬け
ナスビ、ショウガ、ウリ、ダイコンなどを自家製の味噌につける。
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乾燥食品
ヒバ−ダイコンの葉。カンコロ−ダイコンを短冊形に切ってゆでて干す。イモガラ−ミズイモの茎をゆでて干す。ヤキエビ−海でとれたエビを焼いて干したもので、上質のダシとなる。ヤキフナゴ−コブナを串にさして焼きワラツトにさしてカマヤに吊るして保存しておき、野菜と一緒に煮込む。 自家製品の代表的なものは味噌と醤油で、現在も自家醸造している家庭もある。いずれも麦と大豆のタンパク質を麹カビなどで分解してアミノ酸としたものである。醤油は麦を炒り大豆を煮て食塩と水を加えて熟成させたもので、年4回程度、醤油あげをしていた。