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一里塚
国道264号線沿い、東分上に一里塚の地名がある。香田氏宅前に松があって人々は一本松と呼んでいたと言う。昔は塚になっていて、藩政時代長崎街道上の里程標塚で、白山町高寺の里程標から1里の地点であることを旅人に表示したものであるが、今は地名として残っているだけである。
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横堤
川の氾濫による浸水被害の拡大を防ぐために設置された緑地帯(堤防)である。江戸時代につくられたと推測され、その長さは神埼市神埼町境から巨勢川まで約1,650mにのぼる。佐賀藩の治水事業で名高く、兵庫町の開墾にも携わった成富兵庫茂安の事績であるとも考えられている。 このような緑地帯は、昭和の初めまでは調理や風呂の燃料(焚物)の採取場所として使用され、住民の生活に身近な存在であった。しかし、ほ場整備とともに伐採が進み、残るのはこの横堤のみである。現在ではその歴史的経緯とともに、佐賀平野の原風景としての価値が見直されており、地元住民により大切に管理されている。