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お観音さん(馬頭観音)
お観音さんは、お地蔵さんのお遍路道にあり、お地蔵さんと向き合ってお祀りされている。本尊は馬頭観音で、創建は記録が無く、定かではないが、お地蔵さんと同じ頃に新村の創始者達が農耕に大事な農耕馬の安全と共に家内安全を祈った。お遍路さんの巡礼が訪れたときは、婦人の方でお遍路さんの接待が行われていたが、今はなくなってしまった。
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「畑の隅の中央さん」
畑の隅や、屋敷の隅に「中央さん」を祭ってあるのを時々見かける。時には「中王さん」とも書いてある。 「中央さん」……年古の大工さんの話 昔、家を建てる時、土台柱の場所に、石を置いて目印をつけた。それが「中央さん」。土台柱は、家屋全体の要でもある。この中心となる地に建った柱は、梁の中心にもなり一段と基礎固めが必要であった。近所の人達が「石ぼっ突き」に加勢に来て、簡易やぐらの綱を引っ張り、歌に合わせて「石ぼっ突き」をしたもんだ。その基礎がための上に建った柱に、「荒神さん」を祭ったもんだ。「荒神さん柱」の近くに竃(かまど)を造り、藁を燃した煙は、白蟻駆除になっていた。 家も建ってしまった後の「中央さん」は、屋敷の隅の畑などに置き、お花など供え、建てた家の安全を、その後も、「中央さん」に願っている人もいる。