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ナキビス地蔵とアガイ地蔵
中原公民館横の広場に、赤い胸当てをつけたナキビス地蔵と呼ばれる背丈約60cmの石造仏が祀ってある。ナキビスというのは涙脆くてちょっとしたことですぐ泣き出す人のことを言う佐賀の方言である。夜泣きをする子供や泣き癖の強い子供を連れ、お菓子などを供物としてお参りするとナキビスが治ると言われている。以前は、田んぼの中に田の面より少し小高い林があって、その林の中に祀ってあった。昭和58年ほ場整備事業の時に現在の地に移され、今も手厚く祀られている。 有重の若宮社の境内に、三体のアガイ地蔵が、高さ3.5mほどの土盛りの上に祀ってある。この地蔵は高い所に上がるのが好きな地蔵といわれ、お参りする時に土塊をあげると地蔵が大変喜ぶ。そんなわけで昔から土塊を持ってお参りしていたので、土盛りがだんだん高くなって今の高さになったと言い伝えられている。昔は馬に鋤を引かせて田を耕していたので大きな土塊を簡単に手にすることが出来たのである。今は土塊をあげるものはほとんどいないが、数年おきに近辺の者で嵩上げをしている。
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郭沫若先生紀念碑
この紀念碑は富士町大字小副川の雄渕・雌渕の景勝の地に昭和57年10月9日落成した。碑銘は「郭沫若先生紀念碑 廖承志題」 中日友好協会会長 廖承志先生による書であるが、廖承志先生はかつて早稲田大学に学んだ人である。 〔正面碑文〕 夕日が川上川の川面に照っていた。澄んだ清々しい流れがきらきらと輝く白い石の間から歓呼の声を上げて、湧き立っていた。 青翠の寒林まっかなまんじゅしゃげ、黄金色の柿のある両岸の高い山も、一進一退して人に向かってうなずき微笑しているように思われるのだった。(後略)