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弁財天
弁財天はインド地方の河神として尊崇され、のちに仏教に採り入れられて金光明最勝王経に説かれている。元来は農業神であったが、音楽や智慧の神に転じ、さらに鎌倉時代以降は福徳神の性格が強くなり、七福神の一員に加えられている。 弁財天の石仏造立の目的は、池、沼、川などの水辺に祠られる水神として祠られていた。古代から信仰の対象となっている脊振山、金立山、天山などの神山には、弁財天が奉祀されている。これはおそらく農業用水の供給としての水神信仰が古くから存在していたものと考えられる。
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薬師祭り
本村で薬師如来を祀ってあるところは、土師のお薬師さんや谷・中園地区の薬師堂である。 薬師如来は万病を癒してくれる仏として、広く信仰されている。仏教では、薬師如来は東方の浄瑠璃世界の教主で、病苦を除いて人々を救うことを願い、12の誓いをたてたと説かれている。そのような薬師信仰は我が国にも早くから伝えられた。 ことにこの仏を念ずることによって重病人でも生きのびるというので、奈良時代には貴人の病気平癒の祈願のために、薬師の造寺造仏が行なわれ、薬師経の転読や薬師悔過の法会が営まれた。薬師信仰は民間にもひろがり、全盲の女が薬師仏に開眼を祈ったところ、その願いがかなえられたと伝えられ、今なお民間では目の病気の治癒を祈る風習が多く、各地の薬師堂にはそれにちなんだ絵馬が奉納されている。 谷・中園地区では8月8日に、サナボリをかねて薬師堂の祭事が行なわれる。祭りの夜は薬師堂で田舎芝居や映画などをみせて参詣者を接待する。各家庭ではサナボリの行事をかねて御馳走をつくり神仏に供えて来客とともに神人共食の宴をひらく。現在ではこの祭りもすたれたようである。