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恵比須さん
家の鬼門隅に祀られている。
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新町の八朔祭り(風神さん)
新町は標高0mと言う干拓地で、立村以来累次の風水害に悩まされ困苦欠乏に堪え辛酸の苦痛を味い、古老の伝説や新町皇太神宮碑文によれば、明和4年(1764)並天保の飢饉等の惨状が今に語り伝えられている。 その一節に「逆浪天漲 農作物皆無 餓死流民 道迷病蔓延」等の悲記がある。 毎年襲い来る台風やお盆潮、八朔潮と言う異状潮位から、海岸堤防を守るために古くから村を挙げて警戒に当っていた。 有明海の満潮時が夜半に及ぶ時等、消防団が台風と闘いながら第一線堤防の巡察と警戒にあたる苦労は言語に絶するものがあった。殊に堤防外住宅(15、6戸)は毎年高潮浸水に悩まされ、その度に消防団、自治会等の出動が行われた。 昭和初期頃より干拓築堤に石垣並にコンクリート工法が採用され、又高潮には防潮堤が採用され、堤防決潰等昔日の物語となった。 従ってオランダ工法等飛躍的な進展に伴い部落の風神さん祭りもすたれ、毎年9月25日天満宮の馬場の相撲大会も自然消滅の形態となった。