乾燥食品

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乾燥食品

■所在地佐賀市諸富町
■登録ID1552

ヒバ−ダイコンの葉。カンコロ−ダイコンを短冊形に切ってゆでて干す。イモガラ−ミズイモの茎をゆでて干す。ヤキエビ−海でとれたエビを焼いて干したもので、上質のダシとなる。ヤキフナゴ−コブナを串にさして焼きワラツトにさしてカマヤに吊るして保存しておき、野菜と一緒に煮込む。
自家製品の代表的なものは味噌と醤油で、現在も自家醸造している家庭もある。いずれも麦と大豆のタンパク質を麹カビなどで分解してアミノ酸としたものである。醤油は麦を炒り大豆を煮て食塩と水を加えて熟成させたもので、年4回程度、醤油あげをしていた。

出典:諸富町史P.1132