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[産業][農業][鍋島校区]は2件登録されています。
産業 農業 鍋島校区
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県営圃場整備事業鍋島地区
本地区は、佐賀市の西部に位置し、南は嘉瀬、開成校区に隣接した地域であり、国道34号線が地域南部を横断する重要な中継点となっている。圃場整備前の圃場は、区域が狭く、不整形で、クリークや水路、道路の幅員も狭く蛇行しており、大型機械による営農に支障をきたしていた。また、低平地でクリークの水位が高く維持管理に多大な労力を要することと、地下水位も高いため裏作や園芸作物導入の阻害要因となっていた。 一方では農業への就業者の減少や雇用労働者の不足と労働賃金の上昇等で農業経営は厳しい状況である。従って圃場整備を行なうことで圃場区画、農道、用悪水路の分離等を実施し、農地の汎用化と大型機械の導入が可能になったことで、地区の特性をいかした総合的な農業経営の発展を目指すことができるようになった。 ・ 工 期 : 平成8年度から15年度まで ・ 受益面積 : 73.1ha (水田67.6ha、畑5.5ha) ・ 受益戸数 : 111戸 ・ 総事業費 : 19億円
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鍋島の特産物
佐賀にはまるぼうろ、神埼にはそーめん、小城には小城羊羹がある。それぞれ各地の特産、名物のことで各地の代名詞のようになっている。 鍋島は昔から野菜産地として知られている。蛎久牛蒡、増田蕪、植木茄子がそれである。増田の古老の話によると、青年時代には堀にある夏の浮草を集めて畑を深く掘って埋め、腐敗さして肥料づくりをして畑を肥やしたそうである。それも他の農業地帯と同じく、水ぐるまふみ、田の草とり、害虫消毒などの水田作業の余暇にさせられた。それはそれはいやな骨のおれるつらい仕事であったそうである。その様な重労働のために地元だけでは人手がたりず、季節労働者として毎年天草方面から出稼ぎに来る若者も数多くあった。その出稼若者たちの中から、実直健康な青年が見込まれてむこに選ばれた人も何人かある。そしてつい最近まで、作業歌として次の様な歌が残っていた。 いやな鍋島 地獄の増田 なさけないのが 津留 角目