県営圃場整備事業鍋島地区

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県営圃場整備事業鍋島地区

■所在地佐賀市鍋島町
■年代現代
■登録ID2628

本地区は、佐賀市の西部に位置し、南は嘉瀬、開成校区に隣接した地域であり、国道34号線が地域南部を横断する重要な中継点となっている。圃場整備前の圃場は、区域が狭く、不整形で、クリークや水路、道路の幅員も狭く蛇行しており、大型機械による営農に支障をきたしていた。また、低平地でクリークの水位が高く維持管理に多大な労力を要することと、地下水位も高いため裏作や園芸作物導入の阻害要因となっていた。
一方では農業への就業者の減少や雇用労働者の不足と労働賃金の上昇等で農業経営は厳しい状況である。従って圃場整備を行なうことで圃場区画、農道、用悪水路の分離等を実施し、農地の汎用化と大型機械の導入が可能になったことで、地区の特性をいかした総合的な農業経営の発展を目指すことができるようになった。
・ 工   期 : 平成8年度から15年度まで
・ 受益面積 : 73.1ha (水田67.6ha、畑5.5ha)
・ 受益戸数 : 111戸
・ 総事業費 : 19億円

出典:県営圃場整備事業鍋島地区計画概要書