屋敷神

屋敷神

■所在地佐賀市本庄町
■年代近世
■登録ID824

春分と秋分に最も近い戊(ツチノエ)の日を社日といって、この日に地神を祀ります。
この祀りは一般に講組織によって催されるため地神講または、社日講などと呼ばれています。
中央塔は佐賀を中心に分布していますが、玄清流盲僧の地神陀羅尼王子経に基づくものといわれ、本来は屋敷神として、鬼門に祀られていました。屋敷神(地神塔)の大部分は、江戸時代の中期以降に建立されたものが多くまた塔も他の塔に比べて小型であります。

出典:かたりべの里正里P.20