佐賀藩家老の菩提寺妙玉寺

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佐賀藩家老の菩提寺妙玉寺

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■所在地佐賀市本庄町大字鹿子104
■登録ID799

妙玉寺は、佐賀藩の家老格で仕えた鍋島茂里の鍋島主水家と鍋島茂賢の深堀鍋島家の菩提寺です。茂里は、一時期藩祖鍋島直茂の養子となりましたが、後、神埼に土地を与えられ一家を起こしています。慶長15年(1610)42歳で亡くなりました。茂賢は、茂里の弟で長崎の深堀鍋島家の養子となり同家を継ぎ正保2年(1645)亡くなりました。両人共龍造寺、鍋島に従い武功を重ねた重臣でした。境内に墓塔があります。
また、殉死者が葬られていることでも有名です。佐賀藩では、仕えた主人が亡くなると、それに殉じて追い腹(殉死)を切る家来が多かったと言われています。境内東に茂賢夫妻を中央に両側に茂賢に殉死した藩士達22人の墓塔が並んでいます。この22人は、茂賢指揮下で戦った柳川合戦の時共に討ち死にを約した間柄でした。その45年後に茂賢が病死すると共に追い腹を切り殉死しています。家老身分でそして病死で、家来が殉死することは大変希な出来事と言われています。

出典:ワークショップ中野和彦氏寄稿

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