法専寺

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■所在地佐賀市巨勢町
■登録ID692

浄土真宗本願寺派で撫松山法専寺と称し、本尊は阿弥陀仏立像である。この寺は永禄年間池田主馬(法名善教)開基とされている。その由緒について伝えるところによれば、主馬は兵庫町牟田寄の豪族で、その昔大友勢が佐賀に乱入した時、龍造寺隆信に従い、一族百余騎を率いて軍に加わり、豊後勢を巨勢野に破り、敵将臼杵式部少輔以下多くの敵兵を破り大功を立てたという。その功績に対しての恩賞の時、考えることがあって、隆信に請うてこの寺を建てたと言われている。初代藩主勝茂の時から、南無阿弥陀仏6文字になぞらえ、御切米6石を下賜された。当時の将の鎧兜が寺に残っているそうです。

出典:巨勢町見てあるきP.29巨勢町の歴史散歩P.33

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