副島種臣の書 二幅

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副島種臣の書 二幅

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■所在地佐賀市呉服元町 願正寺
■文化財指定状況佐賀市 重要文化財
■文化財指定日平成5年3月31日
■登録ID5171

副島種臣は、文政11年(1828)、佐賀藩士の家に生まれ、幕末、明治維新にかけては国事に奔走し、新政府のもとで参議、外務卿、一等侍講、宮中顧問官、枢密院副議長、内務大臣等を歴任した。また、号を蒼海(そうかい)、一々学人(いちいちがくじん)といい、詩書にすぐれ、その書は創造力豊かで、極めて格調の高いものとして評価されている。本書は、明治26年 (1893)、種臣65歳の時の揮毫(きごう)である。
これは、願正寺裁松上人の13回忌法会にあたり追悼の詩2首を、用紙を中国に求め、椽大(てんだい)の筆をもって揮毫し贈られたものである。