来宮丹後守城跡

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来宮丹後守城跡

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■所在地佐賀市鍋島町大字森田
■年代中世
■登録ID2634

 來宮というのは450年前後柏原天皇の御宇伊東丹後守の建立したものである。元来伊東氏は伊豆の国伊東から肥前に下り、西新庄西分に一城を構え、其城より鬼門に当たる地に、大永年間(1521〜1528)北山より青石多数を取り寄せ、この石を以て山を築きその頂上に一宇を創建し、一家の安穏繁栄を祈ったと伝えられている。
 又、社殿の坤の方には大屋敷という広い畑があり、これが丹後守の城跡であったという。また鍋島直茂の今山夜襲戦の頃は豪族伊東兵部少輔祐俊が、当地方の住民多数をつれ勝楽寺に案内し、大いに慰撫従軍したという。伊東家の菩提寺は東善寺にある。

出典:鍋島町史p.160〜161