西久保弘道

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西久保弘道

■所在地佐賀市(新栄校区)
■登録ID1878

 文久3年(1863)5月、鍋島村(現在の鍋島町大字八戸坂井)に生まれる。
 明治28年(1895)東京法科大学を出て内務省に入り、愛知県事務官、石川県警部長、山梨、静岡、茨城、滋賀各県の内務部長を経て福島県知事となり、次いで土木局長、北海道長官、警視総監等を歴任された。その後、貴族院議員に勅選され、大正15年(1926)には東京市長に就任し、昭和2年(1927)に辞任された。
 また、剣道は無刀流の範士で、武徳会副会長として大いに武道を振興された。愛郷の念に富み、常に後進の指導に当たられた。 
 長崎本線の鍋島駅の新設は、氏の尽力の結果と言われている。

出典:佐賀幕末明治500人(福岡博編)