若宮八幡社

  1. 神社仏閣
  2. 神社
  3. 検索結果
  4. 若宮八幡社

若宮八幡社

  • 若宮八幡社
  • 若宮八幡社
  • 若宮八幡社

■所在地佐賀市高木瀬町大字長瀬
■年代近世
■登録ID1791

 小里と坪の上の境の田圃の中には、若宮八幡社という祠があった。熱病の神様として信仰を集め、人々は、豆腐を供えて祈願をしていたが、後段々と廃れてきたので、長く高木瀬小学校の校医をしておられた池田俊溢氏がこれを遺憾とし、大正10年頃自分の屋敷内に移され、今も池田氏の庭に安置され丁重に祀られている。
 天明七年(1787)二月吉祥日の刻がある。
 小里本村より、二又へ行く分かれ道には太神宮と猿田彦大神の石碑がある。猿田彦大神には明治22年12月19日、小里分施主、木下茂吉、羽立弥八と記してある。
 道路改修などにより以前の場所とは少し変わっているが、今も小里本村の安全を守る神様として大事に祀られている。若宮八幡宮と2体の石碑は、小里五社権現の秋祭り(勤労感謝の日)と一緒にしめ縄を張りお祀りをしている。

出典:高木瀬町史 P315