新着情報 topics
ピックアップアーカイブ pickup
-
水盤(すいばん)
参拝者のために神社や寺院に備えられている。水盤の起源については明らかでないが、鎌倉時代の遺品が最古のものであるといわれている。最初に社寺に備えられ、後に茶亭に取り入れられてから、民家の庭園や手洗鉢として広く分布するに至っている。 水盤には手洗水、漱水、御水鉢など各種の用語が使用されていて、形式もまた変化に富んでいる。
-
副島種臣
文政11年(1828)9月9日に藩校弘道館教授であった、枝吉南濠の次男として佐賀市鬼丸町に生まれた。長兄は、勤王家である枝吉神陽である。のちに、赤松町南堀端の副島利忠の養子となり、藩命で京都に留学し皇学を研究、長崎では英学を学んだ。 明治政府では参与職や外務卿を勤め、のちに外務大臣、枢密顧問官となる。 中林梧竹と共に近代書の源流と言われ、明治38年に78歳で死去した。 佐賀県社会福祉会館敷地に生誕記念碑が建立されている。