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[民俗・芸能][民謡・方言][東与賀町]は3件登録されています。
民俗・芸能 民謡・方言 東与賀町
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干拓の歌
大正15年5月10日干拓の起工式が、東与賀小学校講堂で盛大に開催された。式後は賑やかな祝宴となり大野をはじめ各村落から歌や踊りの余興団が繰り出された。「干拓の歌」は、その時の感激をうたった角力甚句である。 1.♪今度この度東与賀の地先に トコドスコイ トコドスコイ 干拓事業が始まった もとの起りをたづぬれば 大正12年の1月に 村の有志が集まって 協議する事数十回 苦心さんたん3か年 3か町村上京し 30余日の滞在で 愈々許可となりました 2.500の口数で 組合組織ができ上り 今日の良き日に起業式 県知事閣下を始めとし 八百有志の方々が 努力せられしいさおしに 孫子の末まで ヨホホイエー忘れやせぬよ トコドスコイ トコドスコイ 2.♪次は何からやらかしましょかね トコドスコイ トコドスコイ 内のかか女が云うことにゃ よんべ不思議な夢を見た どんな夢かととうたなら 干拓事業が出来上がり いたる所に米の山 大黒さんじゃなけれども 土俵の上にうち乗りて 下女や下男を召使い 豊かに暮した ヨホホイエー 夢を見たよ トコドスコイ トコドスコイ 3.♪夢じゃあるまい本当の事じゃよ トコドスコイ トコドスコイ 干拓事業が出来たなら お米もたくさん取れましょう お麦もたくさん取れましょう そのときゃ屋敷に倉をたて 倉には米麦つめこんで 大家の奥さん気どりこむのも今しばし 辛抱してくれヨホホイエー 3か年 トコドスコイ トコドスコイ 4.♪3か年とは情なや 1か年のその後には お米の山を見せてくれ そのこきゃ私も嫁ぎます くわ鎌かついて土井つきに すなもしますよ どろいない運送船にのりまして 私とあなたがヨホホイエー共暮しよ トコドスコイ トコドスコイ トコドスコイ
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子守り唄
魚ん町の若衆達や大阪のぼり、何故か千の松は上らぬか、上ろうで仕度までしたけれども、あんまり彼女が泣くほどに、彼女泣くなよ土産くりゅう、彼女の土産は何なにか、一で紅箱二で鏡、三で薩摩の板買うて、板から儲けて門立てて、門の周りに杉植えて、杉の緑はどちどちか、あつこに鳴く鳥ゃなん鳥か、雁か水上(鴨)か、鵜の鳥か、行たてみたれば朝鮮烏(カチガラス)朝鮮烏のお父たん達や京や大阪の金蔵に御座った。一年経つても未だござらん。二年経つても未だござらん。三年三月に状が来て、状の上書き読んでみろ、息女やれと言うて来た。息女やるのは、安けれど下に木綿、なか小袖、上にゃ、丹後の一重物、帯は綸子の三重回る。しっかと結べば四重まわる。頭に覆たる編み笠は、頭に被れば垢が付く、腰に下ぐれ人がいる。馬の中背に打ち乗せて、しゃんこ、しゃんこと行くときにゃ、先にゃ牡丹の花が散る。後にゃ時雨の雨が降る。牡丹、芍薬、芥子の数かすさんよえ
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新日本建設の歌
作詞 鶴 清 勤労、愛好、闇防止、友情、協力、純潔運動、合理的生活、文化向上、平和運動、ユネスコ等を折り込み作詞された歌である。 新日本建設運動の歌(節)白頭山節 一、空はるり色 そよ風ふいて 打ち込む鍬に湧く希望 みんな働く新日本 二、波は荒れども 心は荒れぬ 島の灯台夜を照らす 闇をなくして新日本 三、愛の花束 手に手を取って 村人互に助けつつ 親切つくそう新日本 四、映える冨士の嶺 乙女の心 汚れを知らぬ白雪の みさおを尊ぶ新日本 五、古い習慣 さらりと捨てて 工夫の風に帆をあげて 無駄を省こう新日本 六、サッと揚った 自由の旗よ 築け文化の理想郷 趣味を豊かに新日本 七、矛も戦も 捨てたる我等 平和の鳩に陽が招く 暴力排して新日本 昭和24年2月25日 東与賀村育友会研究会 各部落より会長、副会長視察