宇野善左衛門

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宇野善左衛門

■所在地佐賀市
■登録ID976

宇野善左衛門は、鹿島藩士で建築・土木の手腕があり、佐賀本藩に招かれた。

嘉瀬橋の架け替えなどしてその功績が認められ、十五人扶持を与えられた。
多布施川に架かる石橋を自費で架け替え、地元の人々はその橋の名を「善左衛門橋(ぜんじゃーばし)」と名付けた。
寛政13年(1801年)、86歳で没し、墓は多布施の西峰院にある。

出典:ブログ-ふるさと勧興

善左衛門橋(ぜんじゃあばし)について
護国神社の北端、多布施川に架かる長さ8メートルの石橋。明治式の低い欄干。現在も橋桁の上に渡した橋板の石組が露れている。以前は土橋で洪水の度毎に流された。住民が石橋への架け替えを藩に願い出たが許されず、伊勢町に住む宇野善左衛門が見かねて私財で建設することを条件に藩の許可を得た。彼は橋づくりの専門、橋の土台に直径約40センチの松の丸太を井の字に組み、その真中に石柱の橋脚を立てた。明和元年(1764)7月10日に竣工し、渡り初めの費用も一切、善左衛門が出したと言われている。

出典:佐賀市の川と橋(P36~P38)