武富 い南(いなん)

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武富 い南(いなん)

  • 武富 い南(いなん)

■所在地佐賀市
■登録ID975

武富い南は、始祖十三官から九世にあたり、文化3年(1806)、佐賀白山町に生まれた。
初め中村嘉田に学び、後に江戸で古賀侗門に入り博学多才、和漢古今の多くの書に通じた有名な学者である。
帰国後、藩校「弘道館」の教授となり幾多の諸生を教育し、晩年は、八幡小路に学塾「天燭舎」を興し文教に大いに貢献した。
又、幕末の「楠公義祭同盟」連名帖にその名を見ることができる。
墓は、武富廉斎と同じく呉服元町・称念寺にある。

(注)「武富い南」の「い」を漢字で表記すると、「圯」の右部分が「已」で表記される。

出典:ブログ-ふるさと勧興