佐藤 尚武

  1. 人物
  2. 人物
  3. 検索結果
  4. 佐藤 尚武

佐藤 尚武

■所在地佐賀市
■登録ID973

佐藤 尚武は、日本の外交官・政治家。勧興小学校卒業。

林銑十郎内閣で外務大臣、戦後には参議院議長等を歴任、第二次世界大戦末期のソ連による対日宣戦布告当時の駐ソビエト連邦大使でもあった。

1933年、国際連盟でのリットン調査団による報告書の採択の際は、松岡洋右主席代表や長岡春一駐フランス大使とともに抗議の退場をした。

1931年勲一等瑞宝章。1934年旭日大綬章、没後旭日桐花大綬章を追贈される。
昭和8年(1933年2月24日)、国際連盟特別総会においてリットン報告書(対日勧告案)が採決され、賛成42、反対1(日本)、棄権1(シャム=タイ)の賛成多数で可決された。

可決直後、席上で松岡洋右日本全権は「もはや日本政府は連盟と協力する努力の限界に達した」と表明し、その場を退席した。

佐藤尚武はこの時、フランス特命全権大使の任にあり、松岡洋右と長岡春一駐フランス大使と行動を共にした。

出典:ブログ-ふるさと勧興