鍋島直茂公の銅像

鍋島直茂公の銅像

■所在地佐賀市多布施4丁目4-3
■年代近代
■登録ID893

大正13年11月、佐賀藩祖鍋島直茂の銅像が上多布施町の宗智寺境内に建立された。
元亀元年(1570)、鍋島直茂が大友の大軍を奇襲した「今山の陣」の雄姿を表した壮大な像であった。鍋島直茂は、龍造寺隆信の戦死後、その武士団を配下に置き島津攻めや文禄・慶長の役で武名を上げ、名実共に肥前の領主となった。その鍋島直茂の霊を祀るために建立されたのが宗智寺である。現在は、この像と台座は今日存在せず、土台の跡だけが残っている。

出典:ふるさと勧興(P.11)