竹下以善君の表彰碑
竹下以善君の表彰碑
■所在地佐賀市兵庫町東渕
■年代近代
■登録ID540
東渕、渕頭の橋のほとりに立っている壮大な記念碑がある。表面の大文字は故内務大臣、大浦兼武の揮毫で、裏面の表彰文は当時の佐賀県知事、関清英の撰である。
竹下以善は東渕の生まれで、明治9年以来30有余年間、公共事業に誠を尽くし、学校の設立、道路の改修などに率先尽力した。選ばれて県会議員となり、県政に偉大な貢献をした。兵庫村長中野子徳太郎を委員長に久保泉、金立、春日、高木瀬の各村長を建設委員とし、前記各村助役、本村木塚卯七、鶴忠三などを常務委員として、広く有志の寄付を求め、大正5年8月盛大な落成除幕式を挙行した。所要経費は800余円で、石工は金立の桑島鶴松である。
出典:兵庫町史p211