新北神社ビャクシン

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新北神社ビャクシン

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■所在地佐賀市諸富町大字為重 新北神社
■文化財指定状況佐賀県 天然記念物
■文化財指定日令和2年4月30日
■登録ID5254

新北神社拝殿の右横にあるビャクシンは、幹回り4.1メートル、枝張り6メートル、樹高20メートルの巨木である。幹は斜上しており、倒伏しないように支柱がそえられている。主幹部はビャクシン特有である樹皮が剥げ、材がむき出しになっている部分があり、ねじれや瘤状の隆起もみられる。樹齢は1600年とも2200年ともいわれているがあきらかでないが、古木特有の風格がある。
近くに秦の始皇帝の命で不老不死の霊薬を求めて渡来した徐福が上陸したという地があり、このビャクシンも徐福との関係を思わせる向きもある。

新北神社は、6世紀末の用明天皇の時代に創建され、9世紀初めの嵯峨天皇の時代に再建されたといわれる、素盞鳴尊を主神として祀るこの地方を代表する古社である。 

神社拝殿の右横にあるビャクシンは幹周4.1m、枝張り6.0m、樹高20.0mで、ビャクシンとしては県内最大の巨木であり、県の「名木100選」にも選定されている。また、全国の主なビャクシンの巨木(幹周及び樹高の平均値がそれぞれ4.9m、13.3m)と比較しても遜色がない。樹齢は明らかでないものの1600年とも2200年ともいわれている。幹は斜上しており、倒伏しないように支柱がそえられている。その様子から地元では「飛龍木(竜神木)」とも呼ばれ、これまで御神木として大切に育てられてきた。主幹部はビャクシン特有である樹皮が剥げ、材がむき出しになっている部分があり、ねじれや瘤状の隆起もみられ、古木特有の風格がある。

当該文化財は当県の自然を記念する代表的な巨木、古木であり、学術上価値が高い。

出典:佐賀県HP