天女絵柄半鐘 一口

  1. 諸富町
  2. 諸富町
  3. 天女絵柄半鐘 一口

天女絵柄半鐘 一口

  • 天女絵柄半鐘 一口
  • 天女絵柄半鐘 一口

■所在地佐賀市諸富町大字徳富 東光寺
■文化財指定状況佐賀市 重要文化財
■文化財指定日昭和57年4月1日
■登録ID5204

通常、口径1尺8寸(約54.5cm)以上のものを梵鐘と呼び、それより小型のものを半鐘という。(別の説もある)。この半鐘は、寛文11年(1671)に植木善兵衛が東光寺のために製作したことが銘文からうかがえ、総高46.3センチメートル、外口径は30.4センチメートルを測る。善兵衛鐘によく見られる天女(吹笙飛天)の絵柄が陽鋳されていて、植木(樹)善兵衛正住は江戸時代前半に活躍した佐賀の鋳物師で、およそ50個の鐘が県内各地の寺院などで確認されている。