嘉瀬浮立の始まり

  1. 旧佐賀市
  2. 嘉瀬校区
  3. 嘉瀬浮立の始まり

嘉瀬浮立の始まり

  • 嘉瀬浮立の始まり
  • 嘉瀬浮立の始まり
  • 嘉瀬浮立の始まり

■所在地佐賀市嘉瀬町
■年代近世
■登録ID43

 秋の彼岸が過ぎて10月に入ると、日暮れから浮立稽古の鐘や太鼓の音が聞こえ始め、鎮守の神のお祭り(おくんち)の近いのを知る。おくんちと浮立の結びつきは200年ほど前にさかのぼる。鍋島藩第八代藩主治茂の頃、天然痘(疱瘡)が大流行したので、治茂は難病回避と五穀豊穣を願って祈祷を命じ、神社に浮立を奉納させたのが始まりといわれている。

出典:嘉瀬町史 (P.165〜P.166)