JavaScript を有効にしてご利用ください。
お宝情報/カテゴリー別
お宝情報/地域別
■所在地佐賀市嘉瀬町 ■登録ID38
釈迦が誕生した時、天から龍が下ってきて水を灌ぎかけて釈迦を洗い清めたという故事に因み、4月8日の釈迦の誕生日に、高さ十糎程の釈迦の像に甘茶水を灌ぎかける行事である。釈迦の像は甘茶水を入れた鋼製の鉢の中に安置してあり、鉢は花を飾りつけた厨子の中に置いてあるので「花祭り」ともいう。昔は朝廷の行事として行われていたが、現在は寺院等で行われる年中行事の一つである。甘茶は貰って家に持ち帰り、これを飲んだり家の周囲にふりかけたりすることもある。
出典:嘉瀬町史 (P.153)