蓮池名物芋茶がい

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蓮池名物芋茶がい

■所在地佐賀市蓮池町
■年代近世
■登録ID314

芋茶がいは、蓮池の郷土料理として今でも毎朝食されている家庭も多い。
今から二百数十年前、雲仙の大噴火で死傷者が出た時、蓮池藩は塩田町(蓮池藩の飛び地)まで救援物資を送り、嬉野で難民を湯治させた。
この時島原の人達がお粥の中に芋を入れて食べているのを見て、お殿様が食されたとか。
その後、島原や天草から芋舟が佐賀江をのぼるようになり蓮池には芋問屋が立ち並んだ。
平成9年に伝承料理として芋茶がいの作り方を古老に手ほどきを受け、そのレシピを整備した。
蓮池の芋茶がいは水1升、米1合といいます。芋茶がいはヘルシーな主食として「ふれあいサロン」でも食されている。

出典:ワークショップ郷土史家武田法之氏の話