文殊台

文殊台

■所在地佐賀市久保泉町
■登録ID2914

 不動滝の裏手の山に文殊菩薩像が安置され、この台地を『文殊台』という。この像は、直長の子神代茂真-鳥栖村田鍋島の祖の墓標であったというが、ここに移され、知恵を与えて下さる御仏として信仰する人が多い。右手に剣・左手に経典、獅子にまたがるのが本姿。この台地は標高200mで見晴らしがよく、キャンプのテントがよく張られている。
『三人寄れば文殊の知恵』というのは、釈迦如来の脇侍普賢と文殊の三仏のことであるが、三人相談すればいい考えが出るの意。

出典:久保泉町史跡等ガイドブックp.76〜77