高木秀臣

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高木秀臣

■所在地佐賀市鍋島町
■登録ID2681

 天保4年(1833)江里に生る。明治3年伊万里県大属となり、6年文部省出仕、7年司法省に入り、累進して20年東京控訴院検事長に補せられたが、大正5年83才の高令にて逝去。若い頃脱藩上洛の罪によって、小城大野山金福寺に蟄居中の江藤新平の世話をして、佐賀城外丸目に移転の便宜をはかったこともある。時に元治元年江藤32才。高木33才であった。長男甚平はベルリン大学卒業後東京高商教授、次いで日本銀行に転じ、次男祐吉は東京大学工科卒業後実業界に入り、孫高木八尺は法博東大教授であった。

出典:鍋島町史 第一篇p.75