新庄八幡神社

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新庄八幡神社

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■所在地佐賀市鍋島町大字森田2028
■登録ID2600

 応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、比賣大神、春日大明神の五柱を奉祀してある。また安徳天皇養和元年(1181)には宇佐八幡宮の分霊を勧請したから、五社八幡宮とも言った。古く文応、弘長の頃最明寺時頼巡回の際当地で不慮の病いにかかり重体となり当社に祈願をこめた。不思議にも忽ち平癒したので神殿を再興された。降って天正の頃龍造寺氏も信仰が厚かったが、弘治、永禄の頃大友軍が佐賀に侵入し社殿は焼却された。次に鍋島直茂も厚く信仰し、元亀元年(1570)の今山夜襲戦にも近くの勝楽寺にて旗竿準備の上、本社に奉拝して勝利を祈願し、本社の梵鐘を陣鐘に使用し大勝利を得たので一層信仰が深くなり、又、文禄の役でも直茂出陣にあたり今山戦に倣って社参祈願し、凱旋後慶長4年(1599)1月18日本願成就のため梅崎一党をして御能を奉納した。其後代々の藩主も例大祭には名代を社参せしめ、御賽物奉納の上、神事御能を厳かに執行したが、これは明治3年廃止された。

出典:鍋島町史p.154

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