矢竹の生垣
矢竹の生垣
■所在地佐賀市水ヶ江四丁目、朝日町
■登録ID2479
市内の武家屋敷が急激に減少していく中、わずかに残る竹垣は武家屋敷の名残を見出すことができる。佐賀市の景観賞に輝いた「鍋島本村の矢竹の生垣」は、かつて鍋島氏が佐賀の地に下向した際の御館の森近く、付き従った武士の屋敷である。
矢竹の生垣は、武家屋敷の面影を今に残している。この生垣の竹は、食料や弓矢としても用いられたと伝えられている。(「ふるさと佐賀 21世紀に伝えたい、佐賀市の姿」より)
東水ヶ江地区には部分的にではあるが以下の5ヶ所で確認できた。水ヶ江4丁目 高柳家(部分)、同 茂田家(部分)、同 ふさや酒店(部分)、朝日町 牛島家、 同 鳴海家(部分)、
その中でも牛島家は南側の道路に面したところ全面に、良好な状態で残り、手入れも行き届いている。
出典:「ふるさと佐賀 21世紀に伝えたい、佐賀市の姿」佐賀市建築指導課2001年 藤口悦子記述