郷土芸能「しゃーの毛」

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郷土芸能「しゃーの毛」

■所在地北川副
■年代中世
■登録ID2382

西宮社に伝わる神輿祭の行列浮立で、大名行列をまねたのが始まりだと言われている。
(始期)
龍造寺家門公・鍋島直茂公・鍋島勝茂公が、慶長9年(1604)に西宮社の宝殿を再建されたこの頃から、春秋2回の御神幸が始まったといわれている。
(実施場所)
・ 西宮社の境内
・ 角町と阿高、光法・光法団地と光法新町、山津と犬尾、増田と増田宿、小杭・野町と福田、水町と諸富町山領の各地区を毎年2〜3地区廻る
(開催日)
・ 秋の大祭の時のみで、10月20日に近い日曜日に開催
(以前は、春は4月20日、秋は10月20日の年2回の例大祭の時に開催していた)
(道具)
(1) しゃーの毛 5本
・長さ3.3m 重さ4〜6kg
・柄は樫の木で毛倉の毛の部分は馬の尻尾の毛等で廻すと円盤形に広がる
(2) 挟み箱 2個
  ・大きさは100cm×50cm×50cmで柄がついている
  ・箱は杉板、柄は樫板を使用
  ・書類や常備薬等が入れてあると思われる。
(3) 御神燈 14灯(直径40cm、長さ130cm)
  ・上は番傘1m、紅白の花飾り、その下に円筒形の提灯1.3m、握り部分2m
(4) 堤灯 2灯(楕円形)
(挟箱持ちの向上)
1 ここから お江戸は三百里      2 ひょうたん ばかりがうきものか
裸で道中が なるものか         私の心も ういてきた 
ドッコイ ドッコイ ショーナ      ドッコイ ドッコイ ショーナ

3 こーら こーら  4 まいこんだ まいこんだ
こんにゃく みそをつけたら       えびすさんが まいこんだ
でんがくよ               西宮に まいこんだ
ドッコイ ドッコイ ショーナ

出典:地域の人からの聞き取り