於保

於保

■所在地佐賀市大和町
■登録ID2317

 建長7年(1255)、於保三郎宗益という豪族が当町於保に住み、於保並びに鍋島町増田を領し、肥前執行職として権力を持っていた。その子孫は代々於保姓を名乗っている。この姓がそのまま地名となった。於保村を安松村と言っていた時代もある。元亀元年(1570)今山陣の時於保家は亡び、龍造寺隆信によってこの城跡に於保天満宮を移し建てられ今日に至っている。

出典:大和町史P.612〜613

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