納所、佐熊

納所、佐熊

■所在地佐賀市大和町
■登録ID2307

印鑰社前より尼寺西町に通ずる旧道西方一帯を納所と言っている。
納所は国府に納めた米穀その他の貢粗を収納する倉庫が建っていた場所と言われている。その北方約500mの地「佐熊」は「散米」が語原で納所に納める米がこぼれ散ったことによるといわれている。又一説には、当時惣社に供えた賽米が散布していた所だったから「散米」を「佐熊」に転化したとも言われている。

出典:大和町史P94