河上神社三重塔ほか

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河上神社三重塔ほか

■所在地佐賀市大和町大字川上1
■登録ID2202

 国分寺には七重塔(木造)が建てられていたが、河上神社にも三重塔(木造)が建てられていたことが河上神社文書で明らかであるが、現在その塔の心礎といわれるものが、社前向かって左側にあり手水鉢の形をしている。その形状は長径1.5m、短径1.35m、厚さ63cm(地中の分不明)で造出はなく、柱穴の中央の舎利孔は径9cm、深さ10.7cmである。一般には心礎の周囲に一片が5個の正方形に16個の礎石が配され、中央の心礎と合わせて17本の柱によって塔が建てられたのである。大願寺廃寺跡に2つの穴がある大礎石がある。門礎とすればほぞ穴と思われ、塔心礎とすれば舎利孔ではなかろうか。門礎にしては礎石が大き過ぎるようである。

出典:大和町史P.570〜571

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