実相院僧形の座像

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実相院僧形の座像

■所在地佐賀市大和町大字川上947
■登録ID2140

 木像の高さ31cm、膝張20cm、法衣の座像で膝裏に墨書銘がある。佐賀市北川副町木原山王の御神体で北川副町福満寺の先師朝覚上人が、元亀元年(1570)今山の戦火で焼失した実相院のお経会の導師を勤めていた時持参したものと言われている。朝覚は少弐元盛の家臣で、今泉播磨守と称した侍であった。主家の再興を計ったがならなかったため仏門に入り、天正14年(1586)52才で遷化している。

出典:大和町史P.579〜580

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