石水禅寺

石水禅寺

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■所在地佐賀市八戸溝2丁目4-24
■年代近世
■登録ID1668

 金峰山石水禅寺は曹洞宗のお寺である。 
 現在の石水寺は檀信徒の浄財によって、昭和62年11月に改築された。その折に元禄時代(1688〜1703年)の墓が発掘され、この地に墓所があったことが判明した。
 また、古文書によれば当時、川上村(大和町)の豪族松本氏が庵を寄進し、開基したと記されている。今回の調査をきっかけに当時の過去帳が発見され、松本氏が亡くなったのが、延寶年間(1670年頃)ということが判明した。
 よって、寺の起源は、その頃の開基であることが明らかになった。寺は開基より石水庵として無住職の時代が長く続いており、古い美術品は残っていないが、本尊は金箔塗りで60cmの観世音菩薩である。年代はよくわからないが、数百年は経っているものと推測される。
 また、本堂西側には「お大師堂」があり、佐賀県第6番札所として、両彼岸にはお遍路さんによる供養があり、大変御利益があるそうである。そして、檀信徒のみならず、一般の人々の参詣も多い。4月8日には「花まつり」が行われ、甘茶が振舞われ、この日は近所の人で賑わう。その他古い石造物として、石灯篭、水盤、地蔵尊、馬頭観世音などが石造物として残存している。

出典:八戸溝の石造文化

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