ボンボイワッショイ・提灯あげ

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ボンボイワッショイ・提灯あげ

■所在地佐賀市諸富町
■登録ID1593

盆の間、男児はボンボイ(ボンボリ)、女児はフーズキ提灯を持って行列をつくり「ボンボイワッショイ」の掛声をかけながら集落をまわる(女児は「提灯トロトロ」という)。ボンボイは1mぐらいの青竹を四つに割って枠とし回りに紙をはり、中にローソクを付けたもので、もとは2mぐらいの大きなものもあり、表に武者人形の絵を描き、火を入れるところは火の用心と書いていた。
昭和30年代ぐらいまでは為重・寺井津の各集落で行われていたが、現在は石塚・東搦で行われているにすぎない。
寺井津の各集落では、提灯あげといって恵比須さんなどの前に豆提灯をたくさん並べて子ども達が火のつけかえをする。

出典:諸富町史P.1173