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■所在地佐賀市諸富町石塚 ■登録ID1555
番所はいつ建設されたか分からないが、旧藩時代のものと思われる。土台は割石を4・5段積み上げて土壁に漆喰仕上げだった。屋根は瓦葺であった。 終戦までは残っていたが、昭和30年の堤防工事で解体された。 標柱には、筑後川は江戸時代、肥前佐賀藩と筑後柳川との国境と定められ、特に河口一帯の諸富津と筑後若津には港と渡し場が設けられ、人と物資が多く出入りしたこの地に国境番所を設置し、常時役人を配し手形による検問を行っていたと記している。
出典:ワークショップ