下恒安の天満宮さん

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下恒安の天満宮さん

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■所在地佐賀市久保田町金丸
■年代近世
■登録ID1379

 国道207号線、久保宿交差点から南へ2・5km(国道444号線から北へ1km)の永里交差点から東へ500mのところ、金丸集落を通る町道の北側に「下恒安の天満宮さん」がある。
 境内に、木造瓦屋根のお堂があり、奥の神殿には、高さ65cmの石祠があって「天満宮」と刻まれ、右側に「文久二年(1862)壬戌」、左側に「八月吉辰」と刻まれている。
 お堂の前には、東側に梅の木があり、その下に石造の水鉢がある。この水鉢の正面に「寄進奉」、背面に「文久二年十一月吉日」と刻まれている。
 また、梅の木の北側には2段の台石の上に高さ60cmの石碑がある。この石碑の正面には「天満宮五十年祭執行記念碑」「島本家」と刻まれている。また、台石の右側には、西組、島本猪孤馬、外8名の名が、左側には、東組、原田惣三郎、外8名の名が刻まれている。台石の後ろには「下恒安当時十八戸、明治四十四年辛亥八月二十五日建立」と刻まれている。
 天満宮の祭神は菅原道真である。
 古老の話によると、下恒安では、春・夏2回のお祭りが催され、神事のあと子どもは、コーセン(煎り麦を石臼でひいた粉に砂糖を混ぜた食べ物)や豆を参拝者に配り、大人は酒席を設け、無病息災・家内安全、五穀豊穣などを祈念した。現在は12月25日がお祭りである。
 更に、境内西北のところには寛政5年(1793)に建立された大日様の外、弘法大師、稲荷大明神が祀られている。

出典:久保田町史 p.498〜499