ホンゲンギョ
ホンゲンギョ
■所在地佐賀市東与賀町
■登録ID1050
鬼火焚きともいう。1月6日より氏神社の境内や田にホンゲンギョ小屋をつくり、男の子たちは餅や菓子を持ちよって籠り7日の早朝に火をつける。小屋は竹と藁を組みあわせてつくり、通称ブップの木の葉をかけ燃えるとき音がよくでるようにした。
歳徳さんに供えた餅を7か所の火で焼き、恵方で納めて家内一同で食べて災難除けとする。また、焼け残りの竹の先を三角に曲げて門口にたてて魔除けとした。
中村・今町・作出・中割などでは、ニワナカホンゲンギョといって、夜、庭中に炉をつくり炭や焚火で餅を焼き楽しんだ。
出典:東与賀町史P1019