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[川副町][指定文化財 佐賀市 無形民俗文化財]は2件登録されています。
川副町 指定文化財 佐賀市 無形民俗文化財
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海童神社奉納浮立
重要無形民俗文化財
海童神社の秋季例祭に豊作豊漁を感謝して奉納される伝統的な浮立で、佐賀平野に広く伝承している天衝舞浮立である。起源については、寺井津の住人、玄蕃亮常利が中断していた浮立大神楽を再興したと伝えられている。 特徴と見所は、奉行、笛、鉦、大太鼓、和讃(モリャーシ)その他で構成されている。神輿巡行のときはお供として道囃子を奏しながら練り歩く。神社や御旅所の境内では、本ばやし、つくい浮立が奉納される。天衝舞人は浮立の主役で、神前で神を拝み、囃子に合わせて舞い、太鼓を打つ。 つくい浮立は娯楽性の高いもので、なかでも「すもとい(相撲取り)浮立」といって、相撲甚句に合わせ、浮立の打子が「ドスコイドスコイ」と掛け声と踊りが名物である。
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松枝神社奉納浮立
重要無形民俗文化財
筑後川河口に筑後川とその支流早津江川に挟まれた大三角州があり、北半は福岡県大川市大野島、南半が大詫間である。大詫間の松枝神社の秋の例祭に奉納される天衝舞浮立である。発祥の時期は明らかでないが、神社創設の元和9年(1623)ごろより、水に苦労した干拓地で、八大龍王に浮立を奉納して雨を祈願したのではないだろうか。 特徴と見所は、例祭当日は早朝4時ごろ、高張り提灯を先頭に神社境内に入り、1時間ほど浮立が行われる。浮立は18歳から26歳までの青年男子が中心で、奉行・笛・小太鼓・鉦・大太鼓で構成されている。道行きでは、道囃子をはやし、神社では本浮立・つくり浮立が奉納される。