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[産業][道具][三瀬村]は27件登録されています。
産業 道具 三瀬村
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鋤
田おこしのとき、牛、馬に引かせる。(近代は耕運機使用)
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鍬
田畑を耕し、地ならしをする。
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まが
田植の時、地面を平らにするため、牛、馬に引かせる。(平まが→回転まが→耕運機)
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がんづめ(くまで)
一番草取りの時、中掛と除草をかねて使う。(手打→田押車→農薬除草)
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竹筒
虫取り(めい虫、うんか)の時、竹筒に鯨油を入れ、水田面におとし箒(ほうき)で稲を払い 虫取りを行なった。 (近代は散粉機を使用し農薬を散布→手回散粉機→動力散粉機)
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千歯
脱穀用の道具で、歯が平らな稲こぎ用と、歯の丸い麦こぎ用と2種類がある。 昔はこぎ箸(竹で作ったからはし)で脱穀していた。 こぎ箸による脱穀作業は、もっぱら女性に頼っていたので、新しく出現した千歯は〝後家倒し〟とも呼ばれていた。 (近代は足踏脱穀機→動力脱穀機→自動脱穀機と移行した)
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鎌
稲刈り、草刈り作業は鎌によって行なわれたが、近代になって稲刈りに″バインダー〟草刈に動力草刈機が出現した。
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鬼歯
裸麦の脱穀、大豆、小豆の脱鞘に、これで打ちたたいて落す。(近代は脱穀機による) 小麦は臼を横にし穂先をたたきつけて落す。
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とうす
籾すり道具として、大正初期迄一般に使われた。(松の木製で、上下歯がついており、すり合わせて籾穀をとる)
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籾すり機
近代は、水力、電力による固定式、動力による固定或いは移動式籾すり機が使われている。
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箕
穀物のから、ごみなどをあおって取り除く。(唐箕は能率を向上)
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株切り
小型の厚い鉄鍬で、稲株を切り取って病害を防いだ。
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唐鍬、三叉鍬
田畑の打ちおこし、土塊(くれ)割り等。
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筵(むしろ)
穀類の日先乾燥用(自給自足が多い)。
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叺(かます)
藁筵を折ってとじた、穀類を入れる袋。
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深田打
湿田(深田)打ちおこし用の四ッ叉鍬。
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ふりい、しいの
穀類選別用で、箕と併用。
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屋根葺き道具
屋根葺き道具は専門職以外の農家においても、手間返し、加勢、もやい或いは自家修理用として、ハサミ、コテ、カマ等を所有していた。 昔、物知りの古老が ″やしき7軒、家葺(えぶき)に、馬喰(ばくりゅう)、百姓、筵織り、医者坊主〟と自作の都々逸を酒席で歌っていた。
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鉈、鋸、斧
林野の手入れ、薪取り、炭焼等樹木の大小、山仕事の種別に応じ使用。(近代は鋸が機械化されたチエンソーを使用)
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だつあみ
炭俵(だつ)をあむ道具で、又木を両端に立てて台にし、刻みを入れた木を渡し丸太を短く切って縄をまいたこま(こもつくろ)を8箇取りつける。
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灰俵
地方により、かるこ、ふご、ひやーすご、等とよぶ藁製の容器で、三瀬では灰俵(ひゃーどうら)という。
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背負い縄
物を背負うとき、縄を用い両肩に通して、両手を入れて背負う。
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オーク
ァ.そがいオーク 藁束、刈草の束、小枝の薪束等を運ぶ時、両端に直接突きさして運ぶ担い棒(杉、樫、椿の木) ィ.もちオーク(平オーク)てんびんぼう 両端を切断し、突起やみぞをつけ、物を容器に入れて運ぶ担い棒で、付属する容器には灰俵、ショウケ、メゴ、桶等 ゥ.仲いにやー棒 重い荷を担い棒の中央に吊して2人で運ぶ丈夫な丸太の呼び名で、石や砂利又は土を運ぶ時この方法を用いる。(もっこ、綱、くさり等使用)
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チゲ
朝鮮式の背負い運搬用具。
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スラ
木製の橇(そり)で、牛、馬にひかせ地上をすって木材等の重いものを運搬するときに用いる。
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荷車、馬車
畜力による運搬は、木材をそのまま引かせて山から出すドウビキ法、スラを用いる方法、牛や馬の背に鞍をおき、荷を積んで運搬する方法等があり、道路の開発と共に明治20年代頃より逐次、車を利用して運搬する荷車、馬車へと移行した。 人力で引く二輪車の荷車は車力とも呼ばれ牛にも引かせ、人畜協力して物を運んだ。 馬車は、前二輪が小型、後二輪は大型の四輪車で、牛や馬に引かせ車力より大量に物を運ぶことが出来、大正初期より使われたが、昭和10年代トラックの出現にともない、その姿を消した。
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水運搬用具
ィ.水運搬 飲料水や風呂水を運搬する時には、古くは水桶、最近はバケツを用い、両端に吊し鈎のついたもちオークに吊り下げて運んだ。 ロ.施肥 化学肥料(金肥)出現以前に、農作物の肥料として用いられたのの運搬には、 青草、敷革−そがいオーク 下肥(人糞尿)−もちオーク、たご桶 牛、馬の堆肥−もちオーク、ひやあどうら、いにやあしようけ 木灰、石灰−上に同じ