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[民俗・芸能][祭り][北川副校区]は4件登録されています。
民俗・芸能 祭り 北川副校区
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川神さん祭り
5月になり、水田の準備が始まり、川の水かさが増すと、子どもの水難除けのための川神さん祭が各戸で行なわれた。藁で円坐を造り、魚や馬鈴薯、豆腐等の御馳走をそれに乗せて川に流し、子どものこの年の無事を祈ってもらった。そして川副町南里の八幡宮(ひゃーらんさん)へ参詣(さんけい)するのが習わしであった。
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七夕祭り
今も続いているが、大正時代も行なっていた。朝早く起きて丸盆と、「ドンブリ」を持って、田圃に行き稲葉に宿る露を盆ですくってはドンブリにためて、その露で、墨をすり、5色の色紙をたんざくに切った紙に、七夕、天の川や名前等を書いてこよりでササの枝にくくりつけて軒先に立てて、七夕さんに願をした。
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千灯籠祭
千灯籠祭も夏休み中の子どもの楽しい行事であった。武藤の公民館の前の石仏さんの祭りをするために、地区はもとより、他地区まで、千灯籠、千灯籠と言って豆やお賛銭をもらって廻り、母達にもらった豆をたいてもらった。もらった金で、お供えのお菓子を買ってきてそれを供え、1日中それを食べて遊んだ。後ではこのような金をもらって廻る行事は中止させられた。
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山津地区の祭り
(1) 祇園祭 釈迦の教えに帰依する祭り行事として行われている。 大人・子どもが集まり、地区特有の行事であり、お経に始まり、終了後子ども達にはお菓子が配られる。(以前はご飯が出されていた) 昔、若い人(男女)が田植え後小城町の清水に行き滝に打たれ、今年の田植えに感謝すると共に農作物の豊作を祈った。農民のお米に対する祈願が表されている祭りでもあった。 (2) 若宮祭 京都八坂神社に始まり全国に広がっている祭りである。「給孤独園」仏教の教えとして行われ、疫病を追い払う、つまり厄払いの行事である。大人も子どももあらゆる病気から守ることが目的で、小さい社で大きな魚を煮て子ども一人ひとりに、ハシで食べさせていた。 (3) お稲荷さんまつり 唐津の鏡山に神社があり、7月にお参りに行き、1月は唐津からお参りに来られる。お稲荷さんなので、男女(特に女性の願い)の神様であると考えられる。お供えに「オックウさん(三角の円錐に握ったおにぎり)」が供えられている。日本で一番多く祀られている神様である。 (4) 天神さんまつり 12月に行われていた祭りで、若宮祭りと同じような祭りで、今は行われていない。