鍛冶屋の天満宮 | さがの歴史・文化お宝帳

鍛冶屋の天満宮

所在地 佐賀市東与賀町
登録ID 1105

出典資料から記載

鍛冶屋の北部に鍛冶屋天神を祀る氏神さんと、近くに稲荷大明神があり、その御堂の後方には巨大な椋の大樹が亭々とそびえ立っている。樹齢も300年近くはあると思われ、佐賀県の名木・古木の指定を受けた住吉神社の藤の木や下飯盛八幡の大楠にも匹敵するようである。
鍛冶屋の天満宮は、昔は現在の馬場氏住宅の東部にあったらしく、明治40年の「宮寄せ」の法律によって、佐賀市本庄町鹿の子天満宮へ寄せ宮を余儀なくさせられ、当時の鳥居及び山犬等も移転してしまった。鹿の子天満宮を見ると、現在二重の大鳥居があるがその一対は、この鍛冶屋より移転寄進のものである。このことは東与賀の古地図でも証明されるところである。したがって鍛冶屋の天満宮には、鳥居や社殿もなく、小高い地所に二坪の御堂があり、菅公(菅原道真)の木像を祀ってある。製作者も年代も不明。
この御堂の側に、稲荷大明神の石碑がある。これは安政2年(1855)の建立である。それと並んで南無阿弥陀仏碑があるが、宝暦4年(1754)のものである。その他万霊塔安永7年(1778)明治11年再建施主は、当村辻小路9人とある。こうした混祀や寄せ神の例は他にも見られない珍しいものである。
出典:東与賀町史P1161

関連情報