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[自然][その他][久保泉校区]は2件登録されています。
自然 その他 久保泉校区
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川久保七隈
川久保から、東の方神埼町へかけて、「隈」がついた山が7つある。名付けて「川久保七隈」という。 隈の語源は、へんぴな片隅・奥まって隠れたところ・曲りかどであって、川・山・道などの曲がった所、物かげ・秘密の場を言う。 ところが、川久保七隈は、平地を展望する古生層の丘陵で明るい。いずれも何等かの古代遺跡が想定される。 これを古い発音と、転化語、今の当て字を記す。 古い発音 転化語 当て字 高さ 1ほのくま 烽山 火の隈 日隈 日の隈 148 2わさぐま 輪差隈(岩田の北) 早稲隈 174 3さきぐま 松崎隈(日の隈の東南)茶杵隈 茶臼隈 120 4こぐま 小隅 狐隈 50 5なかぐま 中限 (横山)(隈本山)(天童山) 6おおくま 大隈 雄隈 おふくま 帯隈 177.3 7すすくま 芒隈 清隈 須々隈 鈴隈 139.5 ふるさとの帯隈山のうぐいすは 今も鳴くなりそのたかむらに 中島哀浪 鈴隈の谷田のかわず河鹿かと はじめの声の澄みてきこえし 中島哀浪
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白石原湿原
ベッコウトンボの生息地 白石原湿原は、佐賀県内で確認されたベッコウトンボの最後の生息地です。 ベッコウトンボは、「絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律」により国内希少野生動植物に指定され、環境省のレッドリストの絶滅危惧1類に指定されている希少なトンボです。 ※ベッコウトンボの採取などは、法律で禁じられています。 ◆生き物たちの楽園 白石原湿原は、南を兵庫クリーク公園と周辺クリーク、北を金立山などの北部山麓とため池群などで構成される北部農業エリアの中で、ショウジョウトンボやギンヤンマなどのトンボが移動できる距離(1から2km)に点在するクリークなどの施設を結んだ生態系ネットワークの中核に位置します。そのため、たくさんのトンボなどの昆虫や鳥達が、ここを棲家とするだけでなく、えさ場や遊び場として訪れます。 白石原湿原は、たくさんの生き物たちが生活する『生き物の楽園』になっています。 ◆人と自然の共生 白石原湿原は、トンボを「人と自然の共生のシンボル」と捉え、佐賀市が平成元年から取り組んでいる「トンボ王国さがづくり」事業の一環として整備しています。 ここを訪れた皆さんに、人と自然の共生の大切さを実感していただけるよう、人と自然(生き物)のふれあいと学びの場として環境教育などに活用できる観察デッキや展望台などを設置しています。