有田家文書 九〇通

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有田家文書 九〇通

  • 有田家文書 九〇通

■所在地佐賀市城内二丁目 佐賀県立図書館
■文化財指定状況佐賀市 重要文化財
■文化財指定日昭和49年2月11日
■登録ID5167

有田家の出自と歴代については明らかでないが、有田家に伝来している有田系図によれば、松浦氏の祖とされている久に出て、12代ののち政に至り、さらに次のような世代を経て茂成・紀に至っている。
政―親―盛―茂成―紀
茂成は龍造寺隆信の弟龍造寺信周の子で、家名を有田と改めた。鍋島氏に仕え、寛永2年(1625)7月7日死去した。紀は寛永5年(1628)の着到によれば知行1700石を領している。
文書は鍋島直茂以下、勝茂・忠直・光茂・綱茂等を始め、勝茂夫人高源院などの書状(手紙)や覚書類のそろっていることが有田家文書の特色である。
殊に勝茂の書状、覚書は慶長初年(1596)から明暦年間(1655~1657)にわたって総数38通に達し、佐賀藩の歴史を明らかにする上に価値の高い資料である。