カノン砲

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カノン砲

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■所在地佐賀市松原2丁目
■登録ID921

佐嘉神社正面入口左にある、我が国最初の鋳造鉄製150ポンドカノン砲である。
この大砲は、当時品川砲台に備えられたもののひとつを復元した物。

10代藩主・鍋島直正公は、長崎警備増強の必要性を痛感し、台場の増強と洋式鉄製大砲の製造を行った。
嘉永3年(1850年)、築地に独自の洋式反射炉を築造し、日本で最初の鉄製大砲の鋳造に成功し、長崎台場の防衛用大砲を建造した。

出典:ブログ-ふるさと勧興

【カノン砲】
 カノン砲とはフランス語の「canon」に由来し、砲身が長い大砲の総称である。幕末佐賀藩では、自藩で製造した青銅製・鋳鉄製の前装滑腔式カノン砲を長崎港の台場に多数配備した。24ポンド(約11キロ)・36ポンド(約16キロ)の標準弾を発射する規格のものが多かったが、安政6年(1859)に幕府に献上した150ポンド(約68キロ)規格のものが最大であった。

出典:文化振興課前田達男氏提供

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