中野實翁誕生地

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中野實翁誕生地

■所在地佐賀市本庄町
■年代近代
■登録ID821

上飯盛の南端を東西に県道相応津から諸富線の道路沿いの松の木立ちの中に、中野實翁の誕生地の記念碑が建っている。
この記念碑は大正11年(1922)3月に建立された。当時老朽化した本荘尋常高等小学校の改築問題で、財政的に貧困の極みにあった当時の本荘村に、中野實翁が、その時の金で大枚5萬円也の寄付を申し出られ、それにより講堂、校舎を新築することが出来た。本庄村民は翁の功徳を称えて、本庄小学校校庭の一隅に、中野實翁頌徳碑を建立し、また生誕地にも記念碑が建てられた。
實翁の父中野龍渕は飯盛八幡社の座主であり、明治7年(1874)に東与賀町下飯盛に八幡社を御遷座するにあたり、翁は私財をもってこれにあてる。下飯盛区民は浮立を打ってお迎えする。神社前参道には、中野實翁表彰碑が建てられている。(昭和10年(1935)5月建設東与賀村)

出典:かたりべの里鹿子P.31

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