遍照山光明寺

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遍照山光明寺

  • 遍照山光明寺

■所在地佐賀市呉服元町8-13
■登録ID5388

遍照山光明寺は浄土真宗(本願寺派)の寺院で、永禄9年(1566)に龍造寺氏の流れを汲む江上宗光が開基し、江戸時代の初期、第5世了誘の代に嘉瀬深町村より移転したと伝わっています(『灯炬』真宗佐賀地区連合編)。本尊は阿弥陀如来です。光明寺に残る記録によると、寛延元年(1748)には北向きに本堂を建立しました。その後、寛政12年(1800)に北側の野口家の屋敷が本陣とされたため、寺の本堂の向きを東側に移しました。平成29年3月に本堂の大修復が行われましたが、本堂から庫裏を結ぶ通路は昔のままの姿を残しています。
 なお、第12世住職龍ヶ江良俊は、佐賀の民謡「梅干」の作詞者とも言われています(山口練一作詞説もあります)。料亭楊柳亭(佐賀市松原)の庭には梅干の石碑があり、毎年春の梅の咲く頃に「うめぼし祭り」が行われています。

出典:豊福英二氏(郷土史の調査研究)

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