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■所在地佐賀市久保泉町大字川久保3408 ■年代近世 ■登録ID2916
神代1万石の菩提寺松陰寺は、西原天神山東の竹林に囲まれているが、もとは鈴隈南麓お霊屋下に在った。『太宰管内志』によれば、この辺に太郎丸(泰郎丸の誤りか)という所があってそこに行基菩薩(?)が作ったという薬師尊像があった。松陰大姉(鍋島勝茂の娘で、神代5代邑主常利の妻。性空院のこと)は先祖菩提のため仏殿を建立し医王山松陰寺と号した。本尊は唐佛の釈迦とその弟子の三尊云云とある。
出典:久保泉町史跡等ガイドブックp.91〜93