万松山 天福寺

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■所在地佐賀市富士町大字下無津呂773
■年代近世
■登録ID2751

 宗派 曹洞宗 玉林寺末寺
由緒 開基の即宗禅師の遷化が正徳3年(1713)9月22日になっているから、おそらく貞享、元禄のころ(1684〜1703)の創立と考えられる。本尊は、聖観昔菩薩であるが、他に釈迦如来、大日如来、十一面観昔、子安観世音、文殊菩薩、弘法大師、鎮守大明神、いぼ地蔵がある。当寺は、嘉村主計頭(法名淨仙宗清禅定門)の建立で、農地解放前は経済的に恵まれ、名僧も住持し、法燈連綿としている。当寺の法宝物は次の通りである。
一、般若経六百巻(嘉村一族5名の寄進である。)
一、大涅槃像(9尺3寸に4尺8寸の大掛軸は釈尊入涅槃の2月15日掛けられる。)
一、十王絵(地獄、極楽絵図は正月3日間展観される。)

出典:富士町史下p.407〜p.408

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