佐賀市立鍋島小学校

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佐賀市立鍋島小学校

■所在地佐賀市鍋島一丁目1-2
■登録ID2630

明治維新後、新政府は明治4年(1871)に文部省を設置。文部卿は佐賀出身の大木喬任。翌明治5年(1872)に「学制」を発布し、国民皆就学制をとった。
鍋島には従来、蛎久の満性院、鍋島の観音寺、森田の福満寺、東新庄の民家等に学校が開かれていたが、植木出身の学務委員堤長定等が一村一校を説いて、ついに明治15年6月それを統合して、「養正中等小学校」が創立された。
その後、明治19年(1886)学制改革、さらに明治41年(1908)義務教育は6年制をとり、ほぼ学制は完成した。
鍋島小学校は明治15年(1882)創立以来110余年を経たが、昭和53年佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)が鍋島校区に開学し、それに伴なう周辺地区の市街化が進み、児童数が1,600名を越す事態となったため、開成校区に新に平成3年開成小学校を開校し、国道34号線を境として校区を2分することになった。こうした変遷を経ながら、鍋島小学校は百数十年の歴史を誇り、教育熱心な町民性によって、県下でも優秀な小学校となり、現在に至っている。

出典:鍵山俊明

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